元東証一部上場企業の僕がUターン就職(地元就職)の恐ろしさを伝えたい 

こんにちは。イッサです。

今日は皆さんにUターン就職
の恐ろしさについて書きたいと思います。

Uターン就職とは
簡単にいってしまうと
地元に帰って就職する
ことなのですが

大学院を卒業した僕は以前から話しているように
大不況時代の中、就職先が全くなく
しかたなく就職した
という経緯があります。

で、僕の会社は
地元ではNo.1の大きさの企業
と言われていて

「大きな企業に入れば幸せになれる」
と疑わなかった僕は
そこに就職することを決めました。

今考えると輝かしい社畜
人生の始まりでした。

今、経営者をやって思うのは
会社の規模が従業員の満足度
とつながるわけではない
ってことです。

これはどういうことかというと

年間3超円稼いで
従業員が1万人いる企業と
年間3億円稼いで
従業員7人いる企業では

従業員に対しての待遇が
圧倒的に変わってくるという
ことです。

従業員7人の会社は
会社員1人に対して
売り上げを占める割合が
高いです。

つまり、一人でも欠けると
結構やばいということになります。

大して1万人の場合
7人いなくなっても大したこと
ありません。

なので、単純に従業員の
大きさや稼いでいる金額
では、従業員が満足に仕事をしているか
どうかわからないということです。

さらに言ってしまうと
数字だけでは会社の良しあしは
全然わからないです。

というのも、会社は自分にとって都合の良い
説明がつくいい数字しか公開しません。

僕がいた会社の出した数字は
ものすごくでたらめでした。

でたらめすぎて、国の役人から
「この会社の経営陣が出す数字は、でたらめだし
自分で問題解決能力がないので、会社以外の人に解決してもらいなさい」と超情けないことを言われたこともあります。

そんなことを言われたにも関わらず
株主総会などでは「成長が期待できる」
ということで、経営陣が首にならなかったりします。

田舎の会社の就職で
一番きついのは「古い価値観」と
の戦いってやつです。

例えば、結婚とか
働き方とか。

僕の会社は
30代前半で結婚していない人
は出世できない人がほとんどでした。

理由は上司との反りが合わなかったから
だと思いますが、「結婚しない奴はおかしい」
という風土が蔓延していて

変人扱いされて係長以上は
出世できませんでした。

男女比も偏っていて
女性の管理職は購買部門だけ
で、男尊女卑がまかり通っていました。

あと、仕事のパソコンは
古いスペックが5年以上古いもので
画面が小さいため

しょっちゅうフリーズしたり
固まっていました。
特にITに対する考えは古く

朱印のハンコがどうしてもないと
書類を通さないなんてこともありました。
他にもとにかく、やっていることが20年位古く
カードリーダーなどもなかったので、社外の人が
泥棒に簡単に入ってきたり、インターネットが
社内で見れるようになったのも会社をやめる
2年前くらいでした。

環境的な話はここまでにしておいて
一番ひどいのが「働き方」ってやつです。

つまり、社畜であることを誠実に
求められ続けるということです。

僕が勤めていた会社は東証一部上場企業
ということもあり、給料は地元の中では
トップクラスでした。

でも、競合他社と比べると
圧倒的に低く、下から数えたほうが
いいような企業でした。

朝6時から夜12時まで働くことも
ザラで、長時間労働が
当たり前でした。

通勤時間も長く
片道2時間の工場に
出勤させられたこともあります。

4時間タダ働きと同じような
扱いです。

田舎ということもあり
新卒採用で入ってくる人は
多いですが、経験者が入社すること
はほとんどなく、抜ける一方だったので

慢性的な人員不足が続いていました。
なので、管理職が社員と同じ仕事を
したりして、補ったりしていました。

このため、管理職の残業が激しく
僕が辞める1年前まで
管理職の勤怠を取ることを諦めていた
そうです

どうしてかというと、働きすぎて、労基署の指導が
入らないようにするためです。

退職する人も多かったため、引継ぎもうまくできておらず
設計担当が「この図面の指示、どうしてこうなんだろう?」
と課長に聞いても分からないなんて状態ザラでした。

他にも、地元の議員や市長を社員から
選任させ、自分の会社の都合の良いように
補助金をだしてもらったり
条例を緩和していたりもしていました。

また、保健所の指導が入らないように
保健所に社員を派遣して仲良くし
感染症が出ても非公開にしてもらったり

警察にスピード違反で社員が捕まっても
お金で解決したり

地元のローカル放送局やラジオに
出資したりして、自社の都合の悪い
報道をさせなかったりと
 
いたるところで行政機関等と組んで
文句を言われないように工作していました。

ゲㇲの極みでした。

あまりに露骨だったので、社員だけでなく
学校の小学生までもが
「どうせ、○○さん(僕がいた会社の社長)
が決めるんでしょ」
みたいな形で言われてしまう位ひどかった。

会社の中にはスローガンを
「私たちは○○(自分が勤めていた会社)
のために生きている!」と書かれていたり
していた。

最近の作品で言うと
「君の名は」に出てくる三葉の父と
仲がいい建設会社をさらに大きくしたイメージ。

僕がいた会社に逆らう地元企業は
他になく、系列が出来上がっていた。

そんな状態の地元で一番の企業に就職する
ということを考えると

「いやー そんなに絶大な権力も規模も持っていたら
会社員もお金もらっていて、必然的に幸せじゃないのか?」

と思うかもしれない。

しかし、全然違った。というのも、同族企業
だったからだ。

同族会社特有の考え方だったので
社長の命令になんでも従うのが従業員で
単なるサービス業だという考えは変わらず
大事なのは身内だけ。

つまり、部下に権限が全くないうえ
従業員に利益が還元されない
ワンマン同族企業だったのです。

あまりにひどいので
小学生からも「○○さん(僕がいた会社の社長)
ファミリーだけ金持ちだよね。社員は貧乏」
と言われる始末でした。

実際、差は歴然でした。

社長一家には給料が高く、才能があろうが
なかろうが社長や会長の地位が
自動的に与えられたり

社長一家は、特注の黒塗り高級車
で億単位の年収がもらえて
他の部下は役員クラスでも
どんだけ頑張ろうが、年収1000万までいかない・・

乗っている車は150万以下の軽自動車
なんてひどい状態でした。

そんな僕がいた会社ほどではないが
そもそもサラリーマンは、サービス業で
会社にサービスするのが本来の仕事だ。

簡単に言ってしまうと
時間を提供することでお金をもらう仕事。

なので、自分で好きな仕事を選ぶ権利もないし
時間もコントロールできない。

しかも、年長者や有力者が政治を支配していて
周りは高齢者ばかりなので
若い年齢の意見が反映されることは
全然なかった。

話を戻すと、働く時間も一応法律で決まっている
ので会社から見て、サラリーマンは
定額使いたい放題のパケット通信サービスと
同じような扱い状態。

定額働かせホーダイの状態。

さらに言うと、仕事の内容は

書類を作って上司にハンコをもらう
ルーチンワークの繰り返しなので

大卒、院卒関係なく入社して3年位で
人間関係さえうまくいっていれば
大体できてしまうようになっていた。

つまり、会社での成長の実感も

こんな感じで2年経ったら、頭打ちしている感じだった。

実際、僕の会社では
3年ごとに部署が変わることも多く
僕も、3年ごとに別部署に異動し
最後の2年間は、別部門で
知り合いがほとんどいない状態だった。

それ位、自分がいなくなっても
大学時代に学んだ専門性や
本人の資質とかも関係なしに
会社はなんとかなるように出来ているし

自分が辞めたら他人に迷惑がかかるから
会社を辞められないと考えていても

辞めてもその分人は補充されるし、
やらなくて良い仕事が減るので
会社を辞めたところで問題も
なかったりする。

僕は8年間仕事をしていたが
自分の要望の部署についたことは
一度もなく、大学院卒に見合うような
専門的な仕事もさせてもらえなかった。

どれだけ専門的な仕事で働こうが
固定給が決まっていて、
残業時間に応じて残業代が支払われるので
支払う対価は同じだったりする。

会社の場合、月収10万円
上がるのなんて相当まれだ。

何十年も働いて出世し続けなければ
ならない。

入社して現実を知った僕は
収入をあげることが無謀なことだとわかったので
嫌で嫌でたまらなかった。

結局、時間だけで判断されるのなら
退職したほうがましということで
僕は退職した。

で、Uターン就職の場合
それ以上の就職先が周りにないことが多い。

純粋に働く場所が少ないし
娯楽も少ない。
家族も老いていくし
家も天変地異でつぶれるかもしれない

つまり、田舎に戻るというのは
サラリーマンを続けるうえで
リスクでしかないのだ。

田舎のサラリーマンに必要だったのは
転職をあきらめることと
長時間の労働とストレスに耐える忍耐力

そして、同僚や上司に対して文句を言わない能力だった。

で、退職した僕は経営者になって
PC一台で仕事をしまくっている。

場所にも時間にも縛られないので
親と暮らすことだって全然できるし
回線さえつながっていれば仕事ができてしまう。

あと経営者になってからわかったが
月収10万円上げることなんて、努力次第で
なんとかなる。

学歴も会社員の時はどうしても必要だったが
全然関係なかったりする。

なので、田舎でUターン就職するという
ことを考えている皆さんはサラリーマンの
苦行を知らないだけかもしれない。

もし、Uターン就職を考えているのなら
田舎で働くということにあこがれを持っている
かもしれないが、現実は都会以上に残酷だ。

転職先がないので、詰んでしまうこともある。

昔の僕のようなひどい状態になってほしくないので

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興味がある人は見てみてください。

他の記事でもどんな生活をしているのか
書いてあるので、読んでるだけで世界が
変わるかと思いますので。