こんにちは。イッサです。
今日は、前回の続きになります。
結論から言うと、うつ病は
逃げてから行動することが
大切という話をします。
どういうことかという前に
前回の話をまとめると
僕はうつ病治療のきっかけとして
昔の楽しいことを思い出すために
ゲーム屋に行きました。
その時、ファイナルファンタジー7
(以下FF7)の音楽の作曲家
植松伸夫(以下ノビヨ)
が休業したことを知り
FF6をやってやる!
と決意するところまでが
前回の話になります。
今回は、FF6をやるためにゲーム機
を買おうとするのですが、見つからず
店に在庫があるか聞くところから
始まります。
結果から言ってしまうと
僕はFF6を通じて大切なことを
学ぶことが出来ました。
・・・何言っているんだコイツ
って感じだと思うので
続きから話していきたいと
思います。
目次
ゲーム機ってどこに売ってるの?
in ゲーム屋
「すみませーん。
任天堂スイッチありますか?」
と店員に聞くと
「あー、今の時期は
ありませんねぇ。
入荷も未定です」
「んー。それなら、PS4
ありますか?」
すると
「あー、PS4も入荷も
未定なんですよね。
FF7リメイクで売れちゃって」
と教えてくれました。
まじかー。全然ない。
「んー。それなら、任天堂3DSとか
PSvitaとかあります?
結構たっているから
流石に売っているんじゃ・・」
と聞くと
「あー、製造中止になって
ますので、ないです」
と言われてしまいました。
なんとゲーム屋なのに
ゲーム機を買うこと
ができなかったのです。
実は、この時期、PSVitaや3DS
は、生産中止が決定していて
ハードの種類がほとんどありませんでした。
買うなら持ち運びができる
スイッチがいいなぁ。
流石にAmazonで売ってる
でしょ?
と思い、調べてみました。
すると・・・
「おー。Amazonで普通に
売ってるじゃん。
あの店で売ってない
だけじゃん。。
騙されそうだったわ。
あー、売っててよかったー。
早速購入しようと」
しかし、よく見ると
3万円が定価なのに・・・
5万2千円・・・。
何と転売屋が買い占めて
定価の1.5倍以上の
高値で取引されてたのです。
不良品かもしれないし
変なの買いたくないわぁ。
と諦めてしまいました。
いやー でも、さすがに
スイッチ以外なら
売ってるしょ?
そう思い、複数の店を回っているうちに
とんでもないことがわかりました。
新型機も買えず、ゲームに飢えた人たちは
中古機を買ってでもゲームをしていました。
任天堂switchもPS3もPS4も
全然ありませんでした。
10店舗回りましたが
ハードが全然ありません。
もし、コロナが終わったら
FFのコンサートに行きたい・・
だから、頼む。
何でもいいからFFができる
ハードが見つかってくれ・・。
そう思いながら、ゲーム屋巡りを諦め
質屋を回ることにしました。
そして、13店舗目になる個人商店でついに
ニンテンドー3DSの中古品を
置き時計コーナーで発見しました。
こうして攻略が始まった。
何とかゲームできる環境が整いました。
よっしゃぁぁあ
FF6やってやるぜぇぇぇ!
独り興奮しながらさっそくはじめました。

おぉぉぉおおおお
レトロ感半端ねぇぇぇ!
昔を懐かしみつつゲームが始まり
ロボットに乗った女の子が冬の町を歩いていました。
・・ってあれ?
女?
FF6の主人公って女なの?
あれぇ?
今までのFFは男だったのに。
盗賊みたいな男が主人公
だったような・・
パッケージを見返してみると
なんと・・12人もキャラが
いたのです。
え?・・12人って
ちょっと多くね?
前作のFF5は5人しか
いなかったんだけど・・
これ、前と同じ40時間
ぐらいで終わるの?
いやいやいや
人数増えてるんだから
終わらんだろ・・。
ということで深夜に
攻略サイトにアクセス。
マジかよ・・FF6は主人公が
切り替わるのかよ・・。
レベル上げとか
めんどくさいだろ・・
と衝撃の事実を知ったのです。
前作の3倍の登場人物
って
120時間かかるんじゃね・・
きつすぎるだろ・・・
と挫折しそうでしたが
攻略サイトによると
寄り道さえしなければ
30時間くらいでクリアできる!
と書いてあったので
まぁ、前作と変わらない
ならいいか・・・
とやることにしました。
おい!前作の3倍
あるじゃねぇか!!
サイトの最短ルートで
やって終わらせてしまおう・・
そんな感じでゲームをはじめました。
しかし、ゲームを進めていくうちに
やべぇ・・ストーリー
がめちゃめちゃ面白い・・
とどっぷりはまっていきました。
というのも
登場人物がみんな
感情豊かだったのです。
自分の感情がわからなかったり
心に傷を抱えていたり
心が壊れてしまったり
心が壊れた上司を
ボロカスに言う兵士がいたり
超人の集まりというより
心にとんでもない闇を
抱えた人達が集まった
ゲームでした。
ゲーム自体も難易度が
高いキャラが多く
2時間戦って勝てねえ。
こいつ、ラスボスじゃね?
みたいな超強敵がいたり
「・・・ここまでくれば
あと少しだろう。
あと6時間ぐらいで
クリアできるんじゃね?」
というところでも・6時間戦っても
勝てないボスがいたりしたのです
・・・おいおい
ラスボスがこいつより
強いとか凹むんだけど・・。
・・・・3DSを購入して3日後の深夜。
1時間苦戦して、僕は何とか
女神を倒すことが出来ました。
キャラ一人ひとりの
話が深くて
飛ばせねぇ・・
既に48時間を超えて
いたのです。
次はいよいよラスボス。
・・・さっきの相手、めっちゃ
強かったから、ラスボス
もっと強いんじゃね?
さっきかかった6時間以上
かかるのか・・マジか。
と憂鬱な気分になりました。
そして、いよいよラスボス戦。
やべー。こいつ
めちゃめちゃ強そう。
長時間になりそうだなぁ。
1時間後・・・
僕は、エンディングを見終わって
泣いていました。
なんと、ラスボスが弱く
あっさり終わったのです・・
こいつ弱すぎだろ・・・。
がプレイ後の感想でした。
そんな感じでついに僕は
FF6をやっていないトラウマを
消すことが出来たのです。
・・・こんなにすごいゲームを
いままでやれなかったのか。
グラフィックもスーパーファミコン
とは思えない程、美しく
プレステで出ていたらどんなに
美しかったんだろうと感激しました。
できれば大学生の時までにやって
ライブの後に語り合いたかったなぁ
と後悔しましたが
それよりもやり残した大切な宿題を
やり切ることが出来た達成感が
でてきて、とにかくうれしかった。
欠点だらけで病んだ主人公たち
FF6を最後までやって
感じたのは、
こういったキャラを
見習ってどんな人間も
心が壊れたらおしまい
と思いました。
実際、このゲームの仲間の
過半数は、ラスボスを倒すの
を途中であきらめて
「・・・ラスボスに勝てないよ」
なんて負けてしまった仲間が
半分以上いても、励まして
仲間を再び集めるという
今までのFFにはない
すごい山あり谷ありな
展開なのに
仲間が逃げることを許す
展開に驚きました。
時間がかかっても
ラスボスを倒すシーンは
グサッときました。
他のFFだと恋人が
死んだ直後に
「よわむし」とか
「悲しいのは君だけじゃない!」
とかあおりまくるキャラが
結構いるので
凹んでしまうんですが
そういったところが
なく、感動しました。
薬、運動【だけ】
やっても
うつ病は治らない
こうして、僕はうつ病改善のため
何より自分自身のため自分の楽しかった
過去を思い出すためににFFをはじめました。
治し方は人それぞれ違うとか
運動すればよくなるとか
考え方を変えればよくなるとか
いっている人たちを
信用できなかったからです。
運動でうつ病を治すというのは
有効な方法かもしれませんが
そんな運動しまくってうつ病が
治るんだったらスポーツマンや
アスリートはうつや自殺しない
はずです。
考え方を変えて、治せとか
言っている奴は
うつ病で苦しんでいる時に
考え方を変えた経験なんて
ないからそんなこと
言っているのです。
考え方を変えて治せとか
言っているほうが
考え方を変えていないのです。
人それぞれとか言っている人は
治す立場にいながら、治すことを
放棄しています。そんな人に頼っても
一生治りません。
順番がなにより大切
だと思ったのです。
なので僕は、とにかく自分の好きなこと
に時間を割くようにしました。
そうすることで、僕のうつ病は
少しずつ変わっていきました。
逃げまくってから変えよう。
薬【だけ】変える
考え方【だけ】を変えて
治そう・・・
なんて考え自体が甘く
間違っていたのです。
うつ病は風邪のような
甘い病気じゃないのです。
休んで休んで休みまくって
体力が出来たあとに
全てを変える覚悟でないと
と職場復帰しても
ずっーとうつ病のままか
悪化するだけなのです。
そのためにはまず
順番が大事なのです。
逃げて逃げて逃げまくって
そのあと、変えれることから
変えていかないといけない
いきなり全部変えて
うつ病を治そうなんて
最初から強敵に挑んで
負けて
凹んで悪化するだけです。
カンタンに勝てる相手
ではないので
とにかく現実逃避して
治そう・・・
そう僕は決意したのです。
こうして、死にたいと思っていた
毎日がゲームクリアしてやるぞぉ
と行動するように変わったのです。
>>休んでから、ビジネス始めた話はこちら
読んでいただき有り難うございました。